鬼門に、ヒイラギとナンテンを植える理由。
北東を表鬼門、南西を裏鬼門。家相を気にされる方は、いまも少なくありません。昔の造園が方角ごとに木を選んできた理由と、庭でできることについて。

家相を、ご存知でしょうか。
方角によって、家の吉凶を見る考え方です。庭づくりでは気にされない方も多いのですが、一昔前の造園では、家相をふまえた庭が多くつくられてきました。
表鬼門と、裏鬼門
北東を表鬼門、南西を裏鬼門と呼びます。
家相では、この二つの方角に、玄関や水回り、建物の出っ張りがあるのは良くないとされてきました。
気になる家相があっても、不安になることはありません。基本は、その方角を清潔にしておくことだと言われています。
ヒイラギと、ナンテン
鬼門には、昔から植えられてきた木があります。
ヒイラギは、葉にトゲがあることから、魔除けによいとされてきました。ナンテンは、「難を転じる」に通じるとして、邪気を封じるとされてきました。
言い伝えには、理由がある
家相には、暮らしの知恵として読めるものがあります。
たとえば、南西に台所などの水回りがあるのは良くない、とされます。南西は、日没まで長く日が当たる方角です。ものが傷みやすい、というのが理由のひとつです。
この場合は、建物の南西側に常緑樹を植えます。木が日差しをさえぎり、言い伝えでいう「封じ手」の役目を果たします。
グリーンテラスにご相談に来られる方のなかにも、家相を気にされる方がいらっしゃいます。すべての方にお話しすることはありませんが、気になる方は、お打合せのときにお伝えください。
家相は、私たちの専門分野ではありません。庭をつくる者からの、私的な助言としてお聞きください。