ウッドデッキの今昔; 【ガーデンデザイナーの記録】4
ガーデンデザイナーの佐々木です。
【ガーデンデザイナーの記録】第4回【現在=贈り物】編
梅雨明けも近く、夏本番前にウッドデッキのお問い合わせが増えてきました。
以前は樹脂性ウッドデッキのご要望も多くありましたが、最近は天然木アマゾンジャラを使用したウッドデッキに注目が集まってます。
もちろん、グリーンテラスでは樹脂性ウッドデッキよりも天然木のウッドデッキをオススメしております。
グリーンテラス店舗では、樹脂製と天然木を比較できるようにサンプルデッキをご覧いただけます。
上が天然木無塗装のウッドデッキ3年経過、下が樹脂製ウッドデッキ15年経過したものです。
25年程前のウッドデッキ素材は、2x4材のS・P・Fに防虫材を加圧注入したものが主流でした。
その後、米杉(ウェスタンレッドシダー)へと変わり耐久性が比較的に向上しました。
そして、10年程前からハードウッドと呼ばれる高耐久ウッドデッキ材が民間のエクステリア&ガーデンで使用されるようになり現在に至ってます。
同時に、エクステリアメーカーも樹脂製のウッドデッキに力を入れるようになり、様々なメーカーから販売されるようになりました。
グリーンテラスのお客様でも、樹脂製のウッドデッキを要望される方も多くいますが、ご契約いただいた99.8%のお客様は天然木のウッドデッキになります。
それは何故か・・・メンテナンス性と天然木のコストパフォーマンスです。
高耐久天然木はフリーメンテナンスでも構いません。
防腐防虫塗料などを一切使用していないものになりますので、経年変化で白銀化(流木のような色)に自然となります。
しかし、耐久性は維持しますのでお好みに応じて塗装しても構いません。
樹脂製のウッドデッキ材のメリットはローメンテナンスとして注目されていますがデメリットもあります。
まず、天然木と同じように経年変化で色あせをします。
困ったことに、色あせした場合に塗料などで色を戻すことができません。
天然木は木材用塗料を塗れば、どんなものも綺麗になります。これが天然木のメリットです。
世の中には人工の素材が多く出回っています。
木のようなもの・竹のようなもの・芝のようなものなど等、そのようなもので作られたガーデンよりも自然素材から作られたガーデン・エクステリアの方がより魅力を感じます。
風水的にも、人工的な素材はガーデンやエクステリアには良くない物とされております。自然環境に調和させることが良い気の流れを作り出すからです。
今回の【ガーデンデザイナーのひとこと】; 本当の癒しは自然素材から伝わる
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